2009年10月23日

仙石線103系の走行音

久々の更新、今回は走行音です。

仙石線の103系の音をお届けします。
仙石線には1979年に首都圏から転用した103系が投入され、それまで旧型国電が主力だった同線の新性能化に貢献しました。ドアが半自動になるなど、東北地方を走る電車ならではの装備が施され、異色の存在となりました。

1990年からは103系同士の置き換えが行われ、再び首都圏から転入することになりましたが、仙石線更新工事と呼ばれる独自の更新工事が施工され、塗装変更や前面種別幕が装備されるなど、特徴のある103系として注目されることになります。
後年はリニューアル工事が施工された編成が登場し、補助電源装置のMG→SIV化、CPの交換、ベンチレーターの撤去など、他の103系とは一線を画す存在となりました。同時に塗装も改められています。

また、2000年には仙台〜陸前原ノ町間の地下化とあおば通〜仙台間の延伸、2004年には小鶴新田駅の開業など、仙石線の路線自体も大きな変化がありました。

2002年からは205系3100番台が投入されたことによって置き換えが進行、2004年7月で103系電車は一旦運行を終了しました。

ところが、多賀城駅高架化工事に伴って車両不足が発生。なんと103系に白羽の矢が立てられることになりました。

2004年の運用離脱後、長期にわたって郡山に留置されていたRT-235編成に対し、205系に準じた改造(トイレ設置、パンタグラフのひし形→シングルアーム化など)が行われて、2007年3月に運用復帰。一時的なものとはいえ、奇跡の復活となったのです。

復活後は平日朝の2往復限定で、風光明媚な東塩釜以北にも入線しない地味な運用でしたが、東日本最後の103系として全国的にもファンの注目を浴び続けました。

しかし、老朽化が激しく、検査期限も迫ってきたことから、首都圏から205系を1本転用して置き換えることになり、2009年10月21日をもって運行を終了しました。1979年からちょうど30年。3年のブランクはありましたが、103系はその活躍に幕を下ろすこととなったのです。
同時に103系が東日本から完全に消滅することになりました。



・・・前置きが長くなりましたが^^;
今回は長年の活躍に感謝をこめて、現役時代の走行音をお届けします。

復活後は朝2往復のみで、かつラッシュ時間帯にぶつかるという限られた収録機会でしたが、僅かばかりとはいえ記録できたことは良かったと思います。
RT-235編成は2両のモハのうち、モハ103がMT55、モハ102がMT55Aを装備し、1回で2つのサウンドが楽しめるというお得な編成でした(笑)


【674S 小鶴新田発、あおば通行き】


MT55装備のモハ103-343で収録。上り電車ですが、早朝なのでガラガラです。低く唸るモーターがなかなか魅力的です。
103系のドアブザーは海側と山側で異なっているので、聞き比べると面白いかもしれません。


【871S あおば通発、小鶴新田行き】


モハ102-499で収録。豪快な音を立てるMT55Aを装備しており、特有の高音が響く様子は103系らしさがよく出ています。すでに朝ラッシュ時間帯に入り、乗客もちょっと多めです。
青葉城恋歌をモチーフにしたあおば通駅の発車メロディや、仙石線の103系リニューアル車ならではのCP動作音も聞きどころです。



"車内で会話ができない"などと言われ、うるさいことで有名だった103系ですが、こうして聞いてみると実に味わい深い、いかにも電車らしい音を立てると思いませんか?
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posted by Mr.加瀬 at 03:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 走行音(JR東日本) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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